ロシアンジョーク自体は面白いのだが……
(2008-05-11)
アネクドートやロシアの情勢なんぞは充実していて面白いのですが、
著者が連発するオヤジギャグが寒すぎです('・ω・)
あと他の方も書いておられますがロシアの芸術家は西側に決して劣らないです。
ジョークは品よく、簡潔に
(2008-04-29)
各国に数あるジョークの中で、個人的に最も好きなロシアのアネクドート。書店で見かけ、立ち読みで大笑いしないようにと、わざわざ家に持ち帰ってから開いたのだが、正直、期待外れだった。
内容が薄いというわけではない。著者が実際に見聞したロシア生活事情の今昔、1991年のクーデター時に政府の要職にあった人物の証言、国有財産の払い下げで暴利を貪るオリガルヒの生態、現在のプーチン支配に至るまでの経緯など、庶民の日常から流行、政治経済まで話題は豊富で、今のロシアを知りたい人には役に立つだろう(アネクドートを理解するためにも、この種の知識は不可欠)。問題は、著者が読者を笑わせようと文中で連発するおやじギャグレベルのおふざけが、逆に、読んでいて思いきり白けてしまうことである。例えばプリマコフを「プリマ屋」と呼んでみせて、それで読者が面白がるものだろうか。
こうしたおふざけのため全編を通じて文章に締まりがなく、非常に読みにくかった。本来のメインであるジョークも、何か説明的で冗長な上に「デヘヘ」「ウィップ」といった余計な言葉を入れるせいでジョークから品が失われ、結果としてちっとも笑えないものになってしまっている。無理に笑いを取りに行かず、まじめな部分と笑いの部分のメリハリをしっかりつけていれば、もっと読みごたえのある本になったと思うのだが…少々もったいない。
参考までに、ジョークに関するジョーク、というか格言を一つ。「良いジョークは聴き手が笑って語り手が笑わない。だめなジョークは語り手が笑って聴き手が笑わない。」
ジョーク(アネクドート)を交えながらロシアのお国事情を解説、かなり興味深い
(2007-08-19)
ジョーク(アネクドート)を交えながら、主にゴルバチョフ以降のソ連〜ロシアに関する歴史(と世相)を"漫談タッチ"で解説しています。これを読んでみて、ロシアの政治・経済について知ってるようで全然知らなかったんだな、と痛感しました。(日本での報道もここまで詳しくないわけですが...) ゴルバチョフ v.s. エリツィン、エリツィン・ファミリー(オリガルヒ)の横暴ぶり、そしてプーチンの不気味な支配...例のリトヴィネンコ氏のポロニウム毒殺事件に至るまで、過去20年間のロシアの歴史を半日もあればざっと概観できてしまう、かなりお得な本です。funnyな本ではありませんが、とてもinterestingな本である、と言えます。(その意味では「世界のイスラムジョーク集」「世界反米ジョーク集」(早坂 隆)のロシア版、と言った感じです)
"BRICs"の一角を占めるロシア、そのお国事情をお手軽に知るには丁度良い本でしょう。本書を読了後、本の帯にある「わが国にジョークなど必要ない。なぜなら、この国の存在自体がジョークだからである」(ブレジネフが言ったとされる幻の名言)を改めて見て、ウーンと唸ってしまいました。(「ジョークのような国」は他にもあるかもしれません?? (-_-);;)
やや肩透かし
(2007-08-01)
アネクドートで定評のあるロシアンジョーク。「インテリ」の語源がロシア語であることからもわかるように、ロシアンジョークは知的で鋭いものが多く、類書も数多くだされている。
ただし、本書はアネクドート主体というよりロシアの社会解説にアネクドートを付随したもの。単に笑いたいがために本書を買った方はかなり肩透かしを食うのでは?(筆者自体のユーモアのセンスも低い)
だが、本書は現代ロシアの流れを手際良く紹介しており、ロシアを理解したい方には良いのではないかと思う。あと、勘違いしないでいただきたいが、本書はロシアの遅ればかり強調しているようにも見えるが、ロシアは文学やクラシック、バレーのレベルは西欧諸国が束になっても敵わない超芸術大国なのである。
笑いながら学んじゃった本
(2007-07-18)
最初、女性の私にはロシアという国やロシアンジョークという言葉がちょっとキツイ感じがしました。でも帯に惹かれて買って読んでみたところ、目からウロコ!そうだったのかあ!とロシアという国や人、文化などを見直すような目線(国際感覚)が芽生えたような感じ。それに出ているアネクドート(ロシアンジョーク)は必殺の抱腹絶倒!学校で習わなかった社会主義という考えや新聞に出ていなかった出来事も細かく書かれていて、まさに、笑いながら学べるといった本だと思います。私、この本、大好き!ぜひ女性の方にも、この本をお勧めします!