考え方を変える
(2008-11-06)
山崎選手は一度戦力外通告を受けて、引退を覚悟しました。
楽天に誘われてもう一度野球ができることになったことは、かなりうれしかったのだと思います。
若かった頃の傲慢なところが、無くなり田尾 野村両監督のアドバイスを素直に受けて 打撃改造や
配球の読みをするようにかわっていきました。
楽天に対しての思い入れが強く伝わってきます。
レイズが11年目でリーグ優勝しましたが 楽天も優勝に向けて頑張ってもらいたいです。
本は良し、武司はもう一歩
(2008-09-19)
見たまんまの剛直な男、山崎。野球に絶望しかけながら、田尾、野村の下でフォームと意識を変えて再生していく。
本書の良さは、何と言っても著者の率直なもの言い。中日・オリックスの2監督の下でのどん底期、チームの後輩への辛口の評価など、なかなか刺激的だ。和田投手が打たれた後に記者を通じて質問してきた話など、敵同士でも意外とコミュニケーションを取っていることなども興味深かった。
山崎が野村監督から受けたアドバイスもいくつか書かれているが、具体的で分かりやすい。2人の関係を見ると、分かるように伝えることと、聞く耳を持つことの難しさ、大事さを思わずにはいられない。
山田との冷えきった関係は、かつての鶴岡と野村を思わせる。山崎は将来指導者となることに意欲十分と見えるが、そのためには寛大さも身につけて欲しい。
監督・コーチと選手を上司と部下に喩えているのは気に入らない。山崎自身が直面した様々なトラブルも、監督・コーチが自分は上司だと思っていることによるのではないか。監督 (manager) の最大の仕事は、選手の力を引き出すように工夫することであるはずだ。
読みやすい
(2008-08-19)
平易な文章で読みやすくて、すっと読めた。
山崎武司がどれだけ野村監督に心酔しているかが分かった。得意な投手、苦手な投手、またマーくん、岩隈、礒部ら楽天の他選手に対する見方も披露されている。
この本の中で一番言いたかったのは、大事なのは人との出会い。縁を大切にしようということだと思う。
しかし、恨みに思っている2人の監督、特に山田久志氏に対する態度は、ちょっと大人げないと思ってしまった。
選手側から見た、野村監督像。視点が違って面白いです。
(2008-07-17)
山崎武司選手は、
野村監督も書いておられるのですが
「風貌に似合わず、気遣いの達人」であることがわかります。
本書のタイトル、
『野村監督に・・・』となっておりますが、
前任監督であった『田尾監督』に対する感謝の意も
実に心をこめた文章で書かれています。
「田尾監督、野村監督の順番、これがよかった」と。
野村監督自身が、
前任者を全否定せず、イイものは踏襲すべき、との
スタンスであるため、こういった心持も、山崎選手を
評価する一端になっているのではないでしょうか。
いち野村本というよりも、
選手から見た野村さん、という視点なので、
他の野村さんの論法一本槍でない分、視点が
違えて、とても面白く読ませていただきました。
会社員の立場からすると
「やはり、部下は上司に恵まれてなんぼですね」
ということが、非常に良くわかります。
後味が悪かった
(2008-07-08)
野村監督との話は美談としてよかったが、山田監督や伊原監督への悪態は大人としていただけない。自分の実力の無さを他人のせいにしているようで、読んでいて気分が悪くなった。