韓国語ジャーナル 第27号 (アルク地球人ムック) (アルク地球人ムック)
これがわかれば韓国語は卒業してしまえ!―「違いのわかる」人の韓国語の本
拉致生活で習得を余儀なくされた外国語の紹介書
(2009-01-06)
北朝鮮に拉致されたことで,日本中でその名を知られることになった著者。
ハングルや北朝鮮に関心があった筆者にとっては,その書名を見ただけで購買意欲をかき立てられました。
多くの語学「入門書」が教職に就く方の手によるものであることに比べ,この書籍は習得せざるを得なかった市井の方がその道のりを丹念に綴ったものであることが相違点と言えると思います。
日本人のためのハングル解説書
(2008-11-12)
「韓国語入門」となっていますが決して入門書ではありません。むしろ入門段階を終えられた方で,ハングルへの興味と関心は膨らんでいるんだけどテキスト的な物は嫌だという方にお勧め致します。
内容的には日本人が間違えやすい発音の解説や漢字とハングルの対照表など,日本人学習者のための読み物といっても過言ではないと思います。
蓮池さんの尋常ではなかった体験の中で身に付けられた語学力は,生きていくために必須のものであったわけで,私のように趣味で韓国語をやっているのとは重さが違います。
本の中には,朝鮮語習得の苦労話は合っても,自らの意思によらない語学学習に対する批判的なものは感じられません。
どういった心境でこの本をお書きになったのかは計り知ることが出来ませんが,お書きになったことに敬意を表して★5つにさせていただきます。
貴重な北朝鮮体験だけでなく、統計率なども参考になるかも
(2008-11-02)
著者の北朝鮮体験と
日本人との共通点について触れている。
たとえば、
ハングルには漢字が隠れているが
日本語と韓国語でどのくらい共通の漢字を使用しているか(同じ漢字を使用していると発音が似ている)など統計的なものもある。
まったく韓国語がわからない人だとちょっと読み進めづらい点もあるが、
少し韓国語を勉強している人にはオススメです。
入門書ではない
(2008-10-21)
内容のレベルとしては、白水社の「ことばのしくみ」シリーズと同等であって、入門書というよりは読み物である。
著者の体験談が書かれているのは当然だが、それを前面に押し出さず、あくまでも朝鮮語を通じて北朝鮮や韓国を伝えようとする姿勢に好感が持てる。
漢字とハングルの対応一覧が載っているのも、他にはなかなかなくて良い。
蓮池さんに教わる韓国語
(2008-10-20)
北朝鮮から帰国した蓮池さんによる韓国語(厳密には韓国にいたわけではないが)の入門書。ごくごくオーソドックスで、発音、文法、語彙など必要な点は網羅している。しかし、蓮池さんの経験した過酷な運命を考えると、重みがある。語学はやはり、望んで積極的に生き生きと学びたいものだ。
多少興味を引くのは、北朝鮮での経験だ。なかなか日本では直に経験できないものだからだ。政治的に色々と難しい問題があるのだろうが、ぜひもう少しそのあたりの話を聞いてみたいものだ。