次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング
クロスイッチ―電通式クロスメディアコミュニケーションのつくりかた
広告も変わったねぇ。「ぼくと広告批評」と「広告の転形期」についてお話しします。
マーケティングをROIの視点で分析することに意味
(2008-10-31)
金融関係では、当たり前のように行っていいるROIを マーケティングの分野に生かしていく方法論についての、平易な解説書ですね。 前提条件をどうとらえ、マーケティングにおけるInestmentに対しての、商品売上に関するReturnを、どう、計量的にとらえるかについては、日本ではまだ、あまり 解説書などを見たことがないので、大いに参考になりました。 社内で 当たり前のように発生している広告費を 効率よく再配分できるかは、この時代には、必要不可欠化になっていくかもしれませんね。
実践的書
(2008-10-31)
本書を拝読する前に、まず以前に起業経営していたベンチャの時の広告について思いを馳せてみました。当時小さい企業ながら、かなりの金額を支出していました。不肖私の悩みは、費用対効果の測定が困難だったことと、どうやって費用対効果を高められるのかという二点でした。この悩みは解決しませんでした。それでも広告宣伝が大事であったことは言うに及ばず、ということでした。本書を拝読するにつれ、目から鱗が落ちる思いでした。多くの経営者は、経営学のテキストを小脇に抱え、考えているとは限りません。仮に今まで数多くの教科書が述べている経営理論を利用したとしても、必ず成功するということでもありません。それは過去の結果から集約された、結果としての戦略論を論じたものに過ぎないからです。ですから小さな企業も大きな企業の経営者も、その都度その場でその時最も適切と思われる意思決定で行動を行っています。つまり問題設定、モデリング、シナリオを考慮したシミュレーション、そしてそれらがアカウンタビリティにつながるという一連の行動です。本書は、結果としての戦略論ではなく、そういったアブダクション的推論とプロセスに基づく行為を重要視した点で、大変実践的な書だと思います。私にとっては印象的な書でした。
刺さらない内容
(2008-10-31)
広告を使用したプロモーションにおいて、「同じ費用でより多くの成果を出すには」という主題。
"成果指標と目標を関係者で共有し、広告を実施、マイルストーンを決めて効果を測定し、プロモーション期間内で改善していく"
といったアプローチを紹介している。
ただ、紹介しているのはアプローチだけで具体性に欠ける。
筆者がマーケティングのコンサルティングファームを営んでおり、具体策を紹介すると、顧客との守秘義務違反になるからかもしれないが…。
また、このアプローチ自体はネットやモバイル広告の業界では至極当然のことであり、既に日常の活動内で実施されている。
(むしろ、実施していない場合は代理店としては淘汰されてしまうレベル)
故に本書は、自分を含めネット広告などに携わる人間にとっては、殆ど刺さらない内容といえる。