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カンブリア宮殿 村上龍×経済人II


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  • 村上 龍
  • 日本経済新聞出版社
  • グループ:Book
  • ランキング:7505
  • 価格:¥ 1,680
  • ポイント:16 pt
  • 発売日:2008-02-26
  • 通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー 総合評価:

成功への共通した階段  (2008-10-13)
 「平成のカンブリア紀」の経済人を迎えたトークライブ番組である「カンブリア宮殿」の書籍化第2弾。クローズアップされる業種も多種多様であれば,登場してくる成功者達の人物像も多種多様。TVで見た方が臨場感があって楽しいけれども,こうやって活字でじっくり読んでみると,TV視聴時には多種多様と感じていた成功への階段も,実は共通した一本の同じ階段に見えてくるから不思議。

 本巻で心に残った件(くだり)は,

―吉野家ホールディングス社長―
「どんなに小さなことでも,その役割を全うすると次の世界が見えてくると思うんです。」
―堀場製作所最高顧問―
「フィーリングで「何となく面白くないな,この仕事」と思っているだけで,実は一度も本気でやったことがない。」
―ファンケル名誉会長―
「業界に首までどっぷりつかっている人は,その常識のなかに埋没してしまっているので,新しいことが見えないんです。」

 …等。

 その言葉の背景にある,気が遠くなるような努力と謙虚でひたむきな姿勢,それが成功する秘訣なのだという,まさにミもフタもない事実を目の前に突きつけられる。どこぞの自己啓発本などよりもよっぽど健全で正しい方向へとモチベーションUPできる良書である。

龍の眼が秀逸。経営者の生の声もGoo−。小池さん・・・  (2008-07-12)
自分にググっときた経営者について。
・くらコーポレーション:田中邦彦「3つの喜び・・・」
・吉野家:安部修仁「自分に向くものはもっと他にあるのはずだと思って決められないでいる人というのは・・・」
・ソニー:出井伸之日本は半導体協定で、アメリカに「官民一緒になってはいけない」と言われたから、・・・
・ジュンク堂:工藤恭孝「〜ここでやっと見つけた」
 龍氏「知識を得ることは刺激的だと・・・」
・バンダイナムコ:高須武男「なぜ経営統合を選んだかというと・・・」
・ローソン:新浪剛史「セブンーイレブンの真似をすればいいじゃないかと・・・・」
・テンプスタッフ:篠原欣子「〜で、あの人はどこから来るんですか」と聞きましたら・・・」
など。番組の放送内容と、あと村上龍さんの書き下ろし「RYOU'S EYE」が秀逸です。
そのほかの社長さんも語りが面白くためになるなと思いました。テレビより面白い?

まずは始めてみて続けられれば、才能があるということ。  (2008-06-22)
○読み始めたきっかけ

 元々、村上龍の経済関係のエッセイが好きで、1を読んでこちらの2も興味がありました。

○心に残る言葉

P.120 教育を英語でエデュケーションというでしょう。エデュケーションの語源はエデュース。
どういうことかというと、引っ張りだすということです。教育するというのは、その人の特徴を引っ
張りだしてあげる。その人を生かせる分野で活躍させてあげるということですよ。そうしたら必ず能
力を発揮する。それが会社にとってもその人にとっても一番ハッピーなんです。

→経営者の仕事の重要なものは、人事だと思います。会社の発展に必要な人材を採用し評価、教育を
すること。元々持っている個人個人の適正を見いだすことができる経営者は、業績も良く社員も楽し
く働けるのではないでしょうか。

p.215 自分たちの強い技で勝負しようよ。ここで勝負ができなかったら、俺たち勝てないよ。

→経営者に必要なことは、人事の他に自社の強みが何かを明確に把握することだと思います。自分は何
屋で何が一番お勧めなのかが分かっていること。あれもこれもありますよ。どれもそこそこですという
のは、よくない。会社のキャラが際立っていて、「これなら負けない」という分野、ニッチでもいいで
すが、それがないと社員も自分の仕事にプライドも持てないと思います。経営資源を強みに集中投資し
て、その分野で頭一つ抜け出す必要があると思います。

p.377 集中を続けられるというのが才能だと思ったんです。特別なひらめきというのは長続きしない
んですよね。

→以前、将棋の羽生善治も同じことを言っていました。「続けられることこそ、才能だ」と。元々、好き
かどうか、適正があるかどうかが重要。好きでなければ続けられない。自分が何が好きなのかを、もう一
度自問自答してみることが大切。ただ、一般人は自分が本当に何が好きかは分からない。だから、とりあ
えず興味があれば始めて見る。朝にジョギングをする、プールに通う。最初は抵抗があっても、走り終わ
ったら気分が良かった、続けられるのであれば適性があり好きなはず。本当に嫌いだったら、絶対に続け
られない。まずは、始めて見れば自分の適正も分かる。

面白い。  (2008-04-24)
番組が好きなので本も読んでみました。
それまではなんとなく村上龍は不遜な感じがして
好きではなかったけれど、テレビの向こうにいる彼は
なんとなく嘘がない感じがして好感が持てました。

くら寿司の社長、洋麺屋五右衛門などの社長、
TOTO、堀場製作所、ファンケル・・・。
いろいろな社長の話はそれだけで面白いけれど、
他のレビュアの方も言っているように、
村上龍の存在がとても大きい。

彼のフィルタ、彼の視線を通しての社長、企業、仕事・・・。
それがまた魅力的で本もとても面白かった。
一人の社長ごとに2ページほどの村上龍のコラムがあるが、
それがとてもよかった。
オススメです。

社長の目線、考え方を追体験できる楽しい本。  (2008-04-22)
1がとても面白かったので、2も読んでみた。
構成などは変わらないが、登場人物が変わっているので、十分な気付きがあるし、パワーダウンしている感じがしなかった。
中小企業と定義されるサイズの会社のカリスマ経営者や、大企業の雇われ社長、世襲している社長など。
多様な社長が登場するのだが、どの人の言葉も実績がともなっているだけに深みが感じられた。
社長という立場は、こういう風に会社を見ているのかと、疑似体験ができる、楽しい読書だった。

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