数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学
読みやすい!
(2010-07-26)
龍馬のドラマをみていて、また歴史に興味を持ちました。歴史の本が欲しいと思い、思いついたのが教科書。教科書なら、歴史の本の原点かなと探していたところ、この本をみつけました。
要点がまとまっていて、とても読みやすいです。難しい本だと飽きてしまい、途中でやめてしまうのですが、わかりやすく1冊にまとまっているので、もう一度歴史を復習してみたいっていう大人にはとてもいい本だと思います。
三光作戦
(2010-06-20)
残念なことに、存在自体が議論の対象となっている
「三光作戦」が普通にあったこととして取り上げられている。
テストも何も関係ない大人向けなのだから、
このような不確かな事項を載せるべきではなかった。
百歩譲ってもあるなしの判断は読者に委ねるべきである。
その他大きな中国人が日本人を押しつぶすような絵を載せていたり、
確かにこれは「教科書」であると思わせてくれた。
歴史は繰り返す、だから、通史を学ぼう そのための入門編
(2010-06-19)
俗に「歴史は繰り返す」と言われる。同じ人間の営みの積み重ねである歴史(過去)から、何らかの見識を得ていくことは、歴史を知ることの一つの意味だと思います。
この場合の歴史は、家康や龍馬と云った個人のお話、あるいは、センゴクのレキシとか大東亜のための戦いといった断片的な情報ではなく、通史が最も適切と思います。
この通史として、本書は非常に平易に(だから教科書版より情報量を絞っている)平明に(政治・経済・文化・生活の変化を必ず書いている)書かれたものと思います。○○時代から●●時代へと移り変わる変化、海外の国や地域との関わりやそこからの変化、この積み重ねの先端に現在があることがすごく伝わります。全く個人的には、文化文政の大御所時代への厳しい描写とその隣に無宿人の解説があるところが、平成の20年間とフリーター、ニート、派遣村と妙に重なったりしました。
それと、全体の半分を、幕末・明治以降に割いている点は、これが教科書の知識とは違うことを山川が伝えようとしている最たる点でしょう。平たく言えば、単語的な詰め込みの「知ってます」ではなく、文章から流れを理解しての「分かっています」を求めている。別に批判ではなく、レキジョ的なものとは対極での歴史を知ること入門として格好の本と思います。
悪い歴史を繰り返さないためにも是非読んでみてください
(2010-05-31)
構成は以下のようになっています。
第1部:原始・古代
第2部:中世
第3部:近世
第4部:近代・現代
紀元前からの日本の歴史をたどって読むことができますが、一気に読み通すことができました。学生だった頃に学んだ内容が改正されている点も数多くありました。
およそ2000年間の間に起こった内容が中心ですが、国内での動き、海外との関係など、今更ながら日本の位置づけを自分なりに意識して感じることができるようになりました。
特に近代から現代にかけての日本の発展はすさまじいものを感じました。しかし、それが仇になるかのように戦争に突入していきます。その過程で何度も引き返すタイミングがあったにも関わらず、マスコミや大衆がそれを後押ししたことも手伝い、渦に巻き込まれるようにして開戦してしまったような気がします。
戦後、自国としては直接的な戦争はしていませんが、たった60年余りしか経過していません。こういう本を読むと60年間はとても短い期間に感じます。個人的には戦後の平和ボケしている世代に含まれますが、政権に対する批判だけではなく、個人個人が自分の考えをしっかりと持つことにより、将来の過ちを防ぎ、良き発展を続けて行けるのではないかと感じました。
世界史と合わせて読むと関連性があって理解を深めやすいと思います。
是非、一度ご覧ください。
読みやすい日本史、教養として読むべき本
(2010-05-17)
日本史の読み物は数々あるが、通史として、また読みやすく、価格も手ごろ。
日ごろ私たちが接している日本の社会・文化の根底に流れるものを知る、大仰に言えば日本とは何であるかを自分なりに考えるという意味でも、ぜひ手にとってほしい一冊。
特に、読本として優れていると思わされたのは、歴史はその後の研究で(またその時代の為政者の都合や支配的な歴史観で?)書き換えられるとよく言われるが、そうした微修正もミニ解説等で随所に触れられている点。良心的な教養本といえる。
個人的な感想では、卑近な例として「聖徳太子」。ずいぶん以前になるが、いわゆる歴史教科書問題が燃え盛っていた頃、聖徳太子の絵(いわゆる伝聖徳太子画像)が教科書から姿を消したという風評があり、子ども(確か、当時中学生)の社会科教科書をめくって、聖徳太子の絵がなく、自分の世代(50代半ば)は「お札」のイメージが強かっただけにショックだった記憶がある。ただ、それらも含めて通読すると、納得させられた。
島国とはいえ、日本は歴史的に周辺諸国・地域に影響を受けてきており、それらを受けて、きわめて粗雑な言い方だが、国際派と国風派のせめぎあいといったものが昔から存在し、国論を左右してきたということがわかる。今の「かたち」があるのが奇跡に思える。歴史はダイナミックだ。
ただ、どうしても仕方ないのだろうが、芸術文化史などの領域では、十分な解説ができないまま人物名が多く登場するようなところもあり、その点は「教科書」かなあと思ってしまった。