インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]
インターネット時代の著作権―実例がわかるQ&A付 (丸善ライブラリー)
1粒で3度おいしい本
(2008-08-30)
この本は、昔のアーモンドグリコのCM(「1粒で2度おいしい」)に例えると、「1粒で3度おいしい」本といえようか。
おいしさその1.ネット上における、著作権を中心とした知的財産法の知識が得られること。
おいしさその2.法学入門的なコラムがあること(一般法と特別法のことや、大陸法と英米法のことが書かれているとは)。
おいしさその3.2ちゃんねるの一端を垣間見ることができること。私みたいにあまり訪問したことがない人や、新聞などの情報を鵜呑みにして偏見を持っていると思われる人には、有益だと思われる。
以上のようであるから、星5つ。もっとも、個別の事件については、この本だけに頼らず、より詳しい本の参照や、専門家への相談が必要だが。
目的に合わせて読もう
(2007-12-04)
そもそも手に取らないと思うが、2chを使ったことがない人が読んでもシラけるだけ
です。
著作権のことについて本当に勉強したいなら、この本だけでは足りない。2chの事例に
則した解説だからだ。
この本をきっかけに著作権に興味をもった、2chはよく利用しているので読み物として
楽しかった、と感じられれば有益な本となる。
対談形式なのはいいけれど
(2006-11-29)
ひろゆき氏と弁護士さんの対談形式による著作権の解説本。
2ちゃんねるを通してあった数々の著作権事件や、弁護士さんの見解は面白いが、事件になってないものの見解は、当たり障りのない解説になっているので、説得力に欠けると思います。
表舞台にはなかなか出てこないひろゆき氏のコメントがあるのは良いです。
ちょっと難しいかも
(2006-09-28)
まったく著作権とかわからない人にとっては、難しいかもです。私も含めて。でも、2ちゃんとか見ている人なら、あの事件はこうだったのかか〜とかAAはこうかぁ〜とか、身近な感じで読めるのではないでしょうか。あくまでも参考で読む感じの本ではないかと。
著作権入門として弁護士も読んでほしい
(2006-08-22)
普段なら絶対出会わないであろう、牧野弁護士とひろゆきというコラボレーションの企画そのものが秀逸だと思う。
そして2チャンネルが過去に出会ったトラブルからひろゆき氏も著作権については、ズブの素人ではないので話がはずんで面白い内容だ。
筆者は経験から、著作権という特殊な世界は専門にやっている弁護士でないと知らないことが多いことを知っている。牧野弁護士のような経験豊富な方の見解をこの値段で、カジュアルに読めることはたいへん価値があると思う。取り上げている題材は軽いが見解は微妙なところを判断なさっていて、参考になった。
ともすれば、著作権という言葉を脅しに使う風潮がある今、インターネットで情報を発信する人は読んでもよいのではないだろうか。
著作権法そのものが巻末にでも掲載されているとなお、よかったと思う。