SE の教科書 ~成功するSEの考え方、仕事の進め方 (技評SE新書001)
自分の行いを見つめなおすきっかけになるかも?
(2008-02-21)
タイトルどおり、ソフトウェア開発現場で伸びる人、伸びない人が、さまざまな
シチュエーションにおいて、その行動を対比しながら書かれています。
こういうとき、伸びない人はこうする、伸びる人はこうするみたいに。
ただ、他の方も言われているように、この本の『伸びる人』全てに当てはまる人は
ほんとに完璧超人です。そりゃ伸びますよってな人です。ほとんどの人は、
全てに当てはまるようなことはないと思います。
多分この本が気になった方は、何かしら日ごろの仕事の上で思うところがあった
方々だと思われます。そういう方は是非、『自分ならどうだろう』と考えながら
読んでみられるといいと思います。自分に足りないところが見つかると思いますし、
逆に自分の強みも見つかることと思います。
ただ、やはり他の人も書かれているように、読んでいて疲れます・・・。
多分自分自身で無意識の内にでも感じ取っているネガな部分が、客観的にかつ
簡潔に指摘されているからかな?と思いました。これも、無駄なプライドの
ひとつかもしれませんね(^_^;
ソフトウェア開発のエッセンス
(2008-02-06)
ソフトウェア開発はそれ自身とても楽しい仕事です。開発ですから何かを生み出すというのはもちろんなのですが、そこへ至るプロセス自体もまた自由度が高く、そのプロセス自体もまたとてもクリエイティブです。
本書では、そんな楽しい仕事を、より効率よく、また楽しい気持ちで取り組むためのエッセンスが散りばめられています。
「目的指向」「保守の重要性」「プロダクトに対する客観性」「言語能力の重用性」等など、非常に重要なポイントが、簡潔かる網羅的に記載されています。非常に簡潔にまとまっていて、大好きです。
タイトルがいまいちですね (-.-)。
元気がでる本
(2007-09-19)
プログラマ職に就く1年生へ贈る1冊です。
この本を読んでいると、元気とやる気がでてきます。
そういう意味からいくと、熟年プログラマも、
やる気が無くなった時には読む価値ありです。
本も軽くて1日で読めるボリュームなので、
大変、重宝しています。
ソフトウェア開発者の格差社会
(2007-05-27)
この本を読んで感じたこと。
ソフトウェア開発者の淘汰が始まり、
一部の優秀な技術者と単純作業者に分かれていくんだなぁと。
実際、私のプロジェクトは既にそうなっています。
柔軟性・拡張性・保守性・機動性のバランスを見極め、
シンプルでわかり易いデザインができる技術者・・・そうそういませんって。
レビュは重要ですが、わからないんじゃ意味がない。だから極一部でまわしてます。
この業界を、ヘンな精神論でややこしくしてきた人たち、
あまり人に期待するのはよしましょう。人は変われますが、それは
あくまでも自分で変わろうとしている人だけです。
「伸びる素養があり、楽しめる人」だけが生き残る可能性があり、
極一部の優秀なIT技術者の地位が見直されるのでしょう。
"わかりにく"くてすいません。。
ポイントやキーワードは、基本的なビジネス共通なものです
(2007-05-19)
新井玲子著『ソフトウエア開発で伸びる人、伸びない人』(技評SE新書、平成18年3月5日)
第一部 ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人
第二部 ソフトウェア開発で幸せになれる人、なれない人
この本、「最新の技術よりも、大切なことがある」と表紙の帯コピーが表現しているように、ソフトウェア開発についてのノウハウが書かれている訳ではなく、SEとしの基本的な行動スタイルを2つの角度から書いているものです。
文章自体、平易なので軽く読めるので、スゥ〜と読み終わるとい感じですね。でも、所々に出てくるポイントやキーワードは、基本的なビジネス共通なものですから、たまにページをめくって見て新鮮な気持ちになるのはどうでしょうか。
それと、「あとがき」にこんな文章が引用されて紹介されています。この本の根本思想というか、やっぱりこれもSEにとどまらず、ビジネス共通に通じるものとして紹介しているものと思います。
「まじめに努力して行くだけだ。これからは、単純に、正直に行動しよう。知らない事は、知らないと言おう。出来ない事は、出来ないと言おう。思わせ振りを捨てたならば、人生は、意外にも平坦なところらしい。磐の上に、小さい家を築こう。」(太宰 治の『正義と微笑』より)
これは、太宰治の『正義と微笑』「僕は、きょうから日記をつける。このごろの自分の一日一日が、なんだか、とても重大なもののような気がして来たからである。・・・・」で始まる日記形式の文章であり、最後の「十二月二十九日。金曜日。」のところを引用している。