報道は何を学んだのか―松本サリン事件以後のメディアと世論 (岩波ブックレット)
高校生のためのメディア・リテラシー (ちくまプリマー新書 69)
なんと豊かな高校生活でしょう
(2008-09-13)
とてもうらやましく思いました。高校生が自分で考え行動し、検証してゆく過程の苦悩や喜びがあふれています。それを支える先生や保護者、またそれが許される学校もすばらしいと思いました。葛藤を抱えることの豊かさに触れた気がします。
メディアづくりのジレンマ
(2004-09-11)
~記者たちを取材する高校生たち自身も、小さいとはいえ「メディアの作り手」。
だから、自分たちも同じまちがいをしつつあるんじゃないかと悩む。とはいえ、内容を伝えるための意図的な編集・演出をしないで作ることはできない。
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記者たちも、同じ作り手に向けてだから、本音がこぼれるし、自分たちに何ができて、何ができないかを率直に語りもする。「高校放送部」だからこそできた取材だろう。
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巻末に松本サリン事件の報道を追った年表が掲載されている。初動で起こった嵐のような冤罪報道はもちろんだが、結局地下鉄サリン事件が起きるまで(起きても)、訂正報道がなされなかったことにはあきれるしかない。
問題は「まちがった」ことよりも、その後にまちがいを認められない臆病さ。そのことを教えてくれる本だった。~
とにかくお勧めです!
(2004-09-04)
情報で溢れ返る現代、私達はどのようにメディアと付き合っていったら良いのかを考え教えてくれる一冊です。この本を手に取ったのは本当に偶然でした。母校の名前が入ったこの本が目に飛び込んできて、気がついたら買っていました。しかし、読んでみると母校だからとか関係無しに、いかにメディアの影響を強く受けているかを知り、いつもは流れ読みをしている私が、一字一句を噛み締めるようによんでいました。高校生の取り組みとは思えないほど、考え、深く追究しており、生みの苦しみが伝わってきます。情報に流され、頼りきっている今だからこそこの一冊を読んでもらいたいと思います。